【まとめ】
上記に挙げた4つの効果がスパイスの基本的な作用・効果として一般的なものですが、これら以外にもスパイスは昔から薬としての扱いを受けていたものが数多く含まれていました。現在でも漢方の世界では東洋産の多くのスパイス達が薬として活躍しております。その他にも、食品の物理特性を変えたり(テクスチャーの改良など)、品質を保持(酸化防止など)したりと、様々な使い方が現在も研究され、開発されています。
古(いにしえ)の頃より利用されてきたスパイス達は、その香り、その辛味、またはその効能により多くの人々に愛されてきました。近代以前では、輸送手段も原始的で様々な苦労があったでしょうし、現代に比べ調味料の種類も少なかったせいもあってか、’権力や財力の象徴’になる程、それはそれは大変貴重なものとして扱われていたようです。
いざ今日、様々な物があふれ、多種多様な’食べもの’が作られるような世の中と相成りましたが、どうでしょう?スパイスの使い方一つでまだまだ面白い物が出来るんじゃないかと考えているのは、決して私共だけではないはずです。ともーしますか、’スパイス・その他食品’このパズルの組み合わせは間違いなく無限でしょう。今まで我々ヒトが考え出した数々の組み合わせは、まだまだほんの一例に過ぎないかもしれません。
ファッション・音楽と同じ様に’食の文化’も、その時代の流行や世相を反映し、人々に最も喜びを与えられるものの一つとしてあり続け、変化し続けています。私達は、その重要な舵取り役としてあり続けるスパイスの存在を誇りとし、伝統的なものと新しいもの双方を常に見据えながら、’これからの味’そして’笑顔を生む味’を創っていくことを誓います。